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小林よしのり
2021.2.10 07:44日々の出来事

コロナ禍ゆえの心中が増えている

昨日のクロ現は衝撃的だった。
コロナ禍で夫婦や親子など家族間での「心中」が
相次いでいるという。
去年、全国で46件、101人が家族間で心中していて、
その半数が感染が再拡大した10月以降だった。
11月以降は3日間で、都内で3組が心中している。

どうやら感染を恐れて人に会えない、親族に会えない、
入院した家族に会えないという環境が、人の心を蝕んで
いるようだ。

シングルファーザーの父親がリモートワークで家に籠り、
収入減で娘の進学を支援してやれないという苦悩が
娘を殺して自分も死ぬという行動に繋がった例もある。

母と娘で電車に飛び込んだり、夫が妻を殺して自殺したり、
いずれもコロナ禍がなければ、起こらなかった悲劇だろう。

「死にたい」という相談は「いのちの電話」に頻繁にかかって
きているようだ。
「感染は恐怖」「感染は悪」「感染は犯罪」という全く不毛な
環境を捏造してしまったマスコミの責任は重大である。
「感染を恐れて人に会えない」という環境は完全に間違っ
ている。

新コロはインフルエンザ以下!
新コロは風邪に毛が生えたくらいのもの!
人は人に会っていい!
滅多に感染しないし、感染したら免疫が鍛えられるから
好都合!
全ては免疫力次第!
外出して、紫外線を浴びて、栄養をつけて、熟睡する!
それだけでいい!
一刻も早くコロナ禍を終わらせなければならない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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